外国為替市場では、世界中の銀行や機関投資家が参加して24時間、外貨の取引が行われています。政治色が強いというのも外国為替市場の特長ですが、相場を動かす要因にはどのようなものがあるのでしょうか。


一つ目は、需給要因です。原則としてモノの値段は需要と供給のバランスで決まります。買いたい人が売りたい人よりたくさんいれば、モノの値段は上がります。外国為替市場においては、「国際収支」などが影響を与えることが多いようです。


二つ目は、物価要因です。為替レートを決めるのは、基本的には各国間はの「物価水準の違い」です。「同じモノの価格は、どこの国でも一緒である(一物一価)」という原理が為替レートの変動に関わっています。


三つ目は、金利要因です。金利の高い国には資金が集まりやすく、為替レートに影響を及ぼすことがあるそうです。もしアメリカの金利が高くなった場合、アメリカの金利商品を魅力的に思う人が増えることになります。そして、日本国内の資金がアメリカに集まると、円安・ドル高という為替レートになるでしょう。
四つ目は、景気要因です。景気が上昇すると、その国の通貨の人気も上昇します。アメリカの景気が良い時は、日本人がアメリカの企業の株を多く購入したり、日本企業が支店を設置したりするケースもみられます。この過程では円が売られ、ドルが買われますので、ドル高傾向になりやすいです。


最後は、政治要因です。これは他の要因と異なり、あくまで人為的な相場変動要因です。